多くの女性にとって気になることの多い子宮癌ですが、癌となってからでは、がん保険の加入はできません。もし、現在子宮癌の場合、その治療や治療後については大変気にかかるものです。子宮頚癌においては、まず第一に正確な癌進行期の確定が予後の推定に重要です。0-IA期までの比較的早期の場合、円錐切除で進行期の決定を行いますが、手術療法によるこの臨床進行期での癌再発はかなり稀です。子宮温存療法における再発率は、0期で5%前後、生命まで侵されることはまれで、これらの症例に再度温存療法を試みることも可能です。IB期以上では、腫瘍の大きさとリンパ節への転移の有無が重要です。現在IB期は腫瘍直径4cm以下のIB1期と4cmを越すIB2期に分類され、両者の間に大きな予後の差があります。また、扁平上皮癌と腺癌を比較しますと、後者の方が腫瘍の進展が早く、予後も前者にくらべて不良です。進行癌である3期では、手術が不可能ですが、扁平上皮癌の場合、放射線感受性が高く、放射線治療のみ単独で50%前後の5年生存率です。遠隔転移のあるIV期ではかつては絶望的とでしたが、抗癌剤の進歩により、腫瘍縮小後の根治治療が可能な場合も少なくありません。次に子宮体癌の場合ですが、組織の分化度が予後を決める重要な因子です。子宮体癌の組織は、腺腔部分と充実部分から構成されており、充実部分が多いほど予後が不良です。手術においてリンパ節転移の有無や卵巣転移の有無も重要な要因です。いずれにしても癌になる前の「転ばぬ先の杖」としてがん保険に加入しておきたいものです。
がん保険プログラム
子宮癌、その治療成績と予後
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