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がん保険と癌治療(癌転移)

日本では1981年以降、癌が死因の一位を占め続けており,癌撲滅が人類にとって最大の課題と言っても過言ではない状況です。現在、癌全体の治癒率は50%であり、進行癌では固形腫瘍の治癒率は現在でもわずか10%しかありません。癌治療の原則は、手術によりできるだけ切除した後、残存腫瘍を放射線や抗癌剤で叩くことですが、最近の集学的治療をもってしても10年以上の長期生存率は向上していません。癌患者が死亡するのは癌が実質臓器に転移するからであり、癌の転移を抑制することができれば、癌患者、特に進行癌患者の予後は飛躍的に向上します。これが「転移を制するもの癌を制する」と言われる所以です。日本人の癌の罹患率は男性36万人、女性24万人、死亡数が男性17万人、女性11万人。最低でも毎年約30万人が癌転移抑制剤の使用対象患者となります。また、癌と共存を図るためには癌転移抑制剤を長期間使用し続ける必要があります。つまり、内服可能な癌転移抑制剤の開発が必要不可欠ということです。癌になった場合、がん保険から保証金が支払われます。しかし、癌になって給付金をゲットすることではなく、癌を治療し、健康な日常生活へ復帰することが大切なのです。その意味で癌治療、特に治療後の転移が大切なのです。

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