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自律神経失調症

そもそも自律神経失調症とは日本心身医学会によると「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と定義しています。昭和36年頃、東邦大学の阿部達夫氏が定義されたのですが、現在でも独立した病気として認めていない医師も多いのです。患者の症状も多様である上、ストレスなどの精神的問題も関係しているため、非常に曖昧な使われ方をされている病名です。患者はうつ病やパニック障害、身体表現性障害などの精神疾患が正式な病名として認められる場合が多く、正式に病名がつかない場合でもストレスが要因になっている可能性が高いため、適応障害と診断されることがあります。また癌でも似たような症状が表れることがあります。内科医師のなかには女性の更年期障害(不定愁訴)の患者に対し、納得させる目的でつける病名と考える場合もあり、内科で自律神経失調症と診断された場合、心療内科・精神科でカウンセリングを受けることを勧める事が多いようです。さて、がん保険に加入後、不幸にも癌になった時、おそらく大半の方は精神的に平然としていることは不可能でしょう。治療法が確実だとわかっている癌の場合でも、家族や仕事、命の事など、さまざまな事が頭をよぎるはずです。そのような時にはぜひ心療内科や精神科でカウンセリングを受けることをお勧めします。保険会社によっては相談窓口を設けている場合もありますので積極的に活用したいものです。

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