金融先進国であるアメリカ合衆国の保険は、高齢でも加入できたり、その最高限度額が高額であったり、保険そのものの運用率が高く担保価値まで有するなどメリットは多いのですが、注意すべき点もあります。具体的には1、為替の変動の影響を受けやすい:保険金や解約返戻金はドル建てですので常に変動します。言うまでもなく急激な為替変動があった時、融資を受けている場合は追加担保の指し入れが必要になります。2、金利変動の影響を受ける:融資を受けた場合、金利変動によって貸し出し金利は変更となります。3、罰金や税金が課せられる場合がある:適切なプランを利用しない場合、保険に関する規則に従わなくてはならない。などです。アメリカという国の国民性、特に自己責任の原則はここにも強く働いていると言えるでしょう。「無知は犯罪である」そう言い切る経済学者もいます。もしアメリカでがん保険を含め、保険に加入する際はできるだけ丹念に、かつ信頼できる情報を収集し、無知による損失をこうむることのないよう心がけたいものです。アメリカ社会では成功の大きさもビッグですが、そこから転落する角度も、また急なのです。
