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がん保険と日本人

癌は、脳卒中や心臓病とならぶ三大疾患の一つで、今の日本では人が亡くなる原因の第一位です。他の病気は薬でかなりコントロールできるようになってきましたが、癌の治療は、ここ30年の間にゆっくりと進歩しているものの、やはり一般の人にとっては未だに「不治の病」というイメージがあります。では、日本の癌の現状について見てみましょう。日本では、癌により亡くなる方は年々増加しており、10万人当たりの死亡率は1995年は387人、2000年には450人になりました。その原因の一つが社会の高齢化です。現在、日本の社会はどんどん高齢化してきています。年をとると、上記の三大疾患のいずれかになり、それとともに癌で亡くなる割合も増えるのです。では高齢化の影響をのぞいて、年齢調整死亡率から癌の増加を考えてみましょう。10万人当たりの死亡率を昭和60年の人口をモデルにして調整しますと、1995年は303人、2000年は315人とあまり変化はありません。つまり日本でがんで亡くなる人の割合が高くなっているのは、高齢化が関係しているのです。。日本でこれから減少すると考えられているのは肝癌です。肝がんの原因はC型肝炎ウィルスによるものが多いのですが、このウィルスに感染している人は60代をピークに(3.8%)、40代でその3分の1、それより若い人になるとさらに減ります。このため、これからの日本では肝癌にかかる人は少なくなると予想されています。また、同じ癌といっても、癌の種類によって、治療後の経過や予後は大きく異なります。例えば、乳がんの再発率は約20%で、10人に8人は治ります。これとは逆に肺癌の治癒率はここ1年間15%前後と変わらず、治りにくい癌といえます。これは、癌の発見時、すでに手術ができないほど進行していることが多いためです。胃癌や大腸癌など消化器系のがんは検診などで早期に発見できれば治るようになりましたが、進行してから発見された場合の治療は困難になります。多くの先端的な治療法が開発されてきますが、やはり最も効果的なのは早期発見ですので、癌検診を受けるのが最良の予防法といえます。そして病気や病院とは無縁の生活を送っている方の癌発見のきっかけとなるのが「がん保険」なのです、そう言っても過言ではないでしょう。

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